家づくりにおいて窓の設計や取り付けが失敗すると、様々な問題が生じることがあります。
この記事では、その一例をご紹介します。
位置や大きさの誤算
- 部屋の機能や家の全体的なデザインと合わない場合
- 光の取り入れ方や眺望が考慮されていない場合
- プライバシーの確保が不足する場合
窓は部屋の印象に大きく影響を与えます。
だからこそ位置や大きさには配慮する必要があるでしょう。
断熱・気密性の不足
- 窓の隙間からの冷暖房のロス
実は、最も断熱性能を下げるといわれているのが窓なんです。
最近では、トリプルガラスなど断熱性に優れた窓も登場しています。
もし窓の性能を考慮しなかった場合、結露が発生し、カビ発生の原因になりかねません。
開閉機能の問題
開閉が困難であったり、壊れやすいなどの機能的な問題も考慮すると良いでしょう。
窓のタイプによってはとても重いものもありますので、実際に展示場などで触ってみるのも失敗を避けるためにはおすすめです。
耐震・耐風性の不足
地震や台風に対して耐久性が低いと、窓ガラスの破損や窓枠の歪みなどの問題が起きます。
地震が発生すると、住宅は下の方から上に向けて順番に揺られます。
建物全体に大きなゆがみが生じることで、「窓枠・窓ガラスがゆがむ」ことになるでしょう。
こうした歪みに対する対策は、自身の多い日本では必須といえるでしょう。
デザインの失敗
外観との調和が取れていない、または内部のデザインとマッチしない窓はおしゃれな空間を台無しにしてしまいます。
色や形、素材感などが全体と調和するよう設計の段階で十分検討すると良いでしょう。
セキュリティの問題
防犯対策が不足しており、侵入されやすい窓の構造はいつ空き巣に狙われてもおかしくありません。
窓メーカーによってさまざまな対策を兼ね備えた窓がありますので、自身の家にあったメーカーの窓を選ぶようにしましょう。
UV対策・遮音対策の不足
外部の騒音が内部に伝わりやすい窓は、お家で過ごす時間の質を下げてしまう可能性があります。
また、UVカットが不足していると、家具や床材の色褪せなどが早まってしまいます。
こういったリスクを避けるためにも高性能な窓を選ぶようにしましょう。
これらの失敗はプランニング段階での十分な考慮と、適切な施工によって防ぐことができます。
窓選びは、外観だけでなく機能性も考慮する必要があるため、担当の営業さんとしっかりと打ち合わせを重ねることで、家の全体的なコンセプトと合った窓を選ぶことが重要です。
以上、家づくりでやりがちな窓の失敗!後悔したくない窓計画7選!についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。