家づくりにおける見落としは多岐に渡りますが、この記事では絶対に忘れてかいけない事項をリスト化してみました。
これらのポイントをチェックすることで、理想の住まいづくりに一歩近づくことができるでしょう。
Contents
予算の計画
見積もりや隠れた費用を見落とすことがあるため、全体の予算計画をしっかりと立てることが重要です。
家づくりにかかる総費用は住宅の本体価格が全体の約70%、付帯工事費が約15~20%、その他諸経費が約5%~10%になります。
よって、プラス30%の金額を見なければならず、そこを見落としてしまうと予算オーバーになってしまいます。
間違った資金計画のまま住宅購入を進めてしまうと、住宅ローンの返済が滞り、最悪新居を失うことにもなりかねません。
日当たり、通風、断熱
自然の光や風の流れ、断熱材の選定など、快適な生活のためにこれらの側面をよく考慮する必要があります。
例えば、窓の位置で自然光の取り入れ方が変わりますし、断熱材にこだわったり気密性の高い家なら夏や冬といった季節に関係なく快適に過ごすことができるでしょう。
将来のライフスタイル
現在の生活スタイルだけでなく、将来の家族構成やライフスタイルの変化も考慮すると良いでしょう。
子どもは何人ほしいのか、将来和室に仏壇を置く可能性はあるのかなど、今は使用しなくても将来必要になる部屋やスペースがあるかを検討しておくとよいでしょう。
収納スペース
生活用品を整理するための収納スペースが不足しないように、計画的に配置する必要があります。
収納スペースについては、たくさんあるとその分だけ物が増えてしまうから最小限であるべきだと考えるパターンも存在します。
自分自身の正確に基づいた計画が必要だといえます。
水回りの配置
キッチンや浴室、トイレの配置について、生活のしやすさを考慮することが大切です。
例えば、キッチンと洗面スペースが楽に行き来できる導線にすると家事がぐっと楽になります。
このような生活導線は、個人の生活スタイルによるものですので、普段の生活サイクルを思い返すながら水回りスペースを配置すると良いでしょう。
配線・コンセントの位置
配線やコンセントの位置もよく考え、生活に便利な場所に配置することが求められます。
家電を置く場所には近くにコンセントが必要です。
ある程度の間取りが完成したら、家具や家電を置く場所をイメージしましょう。
そうすることで、配線やコンセントの位置を決めやすくなります。
バリアフリー設計
年齢関係なく若い方でも、仕事で疲れていたり病気になったときなどは、足元が不安になることもあります。
小さなお子様にとっても少しの段差や階段で思わぬケガをすることも考えられます。
また段差がないことは、掃除など家事のしやすさにもなります。
地盤の調査
家の基礎となる地盤の調査は非常に重要で、ここを見落とすと後々のトラブルにつながることがあります。
面倒だとおろそかにして、後々後悔しないためにもきちんと信頼できる業者に依頼しましょう。
外観と内装の素材
使う素材によっては、メンテナンスが必要になることもあるので、長期的な視点で素材を選ぶと良いでしょう。
例えば、塗り壁の外観は素敵ですがタイルに比べるとメンテナンスが多く必要になります。
法規制の確認
建築に関する法律や地域の条例を確認し、違反していないかどうかを確認することも重要です。
地域によっては、敷地内に何パーセント以上緑を取り入れてくださいという決まりがあったりします。
このような決まりに従わなければ違反になってしまうケースもありますので、建てる前に調べておき必要があるでしょう。
災害への対策
地域の気候や災害リスクを考慮に入れ、適切な対策を計画する必要があります。
ご存じの通り、日本は地震大国です。
家を建てるにあたり地震対策をはじめ災害対策は必須でしょう。
耐震等級の高い家づくりや、トリプルガラスの導入など災害対策がされた家なら、家族みんなが安心して暮らしていけます。
建築家や担当営業とのコミュニケーション
自分の希望を正確に伝え、適切な業者や建築家と連携することも大切です。
家づくりは非常に複雑なプロジェクトなので、プロの意見を積極的に取り入れ、細部にわたって計画を立てることが重要です。
上記のポイントに注意するだけでなく、自分の価値観や思想とバランスを取りながら、納得のいく計画を進めるようにしましょう。
以上、家づくりで見落としがちなポイントについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。