この記事では、家づくりで太陽光パネルを設置する際の主なメリットをご紹介します。
家づくりをしているけれど太陽光パネルを設置するか迷っているという方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
環境への配慮
発電時に二酸化炭素を排出しないため、地球温暖化を防止するのに役立つクリーンエネルギー源といえます。
太陽光パネルは再生可能エネルギーの一種で、CO2排出を減らすエコロジーなエネルギー供給方法です。
近年、地球温暖化対策は急務となっていますが、この状況にブレーキをかけることが期待できるのが太陽光発電です。
電気料金の削減
自家発電により、電気料金を大幅に削減することが可能です。
余剰電力の売却もできる地域が多く、追加の収益源となることもあります。
太陽光パネルの量にもよりますが、1万円~3万円程度の売電収入が入る可能性もあります。
実際に住む地域で、どの程度太陽光パネルを設置すれば、どの程度の売電収入が得られるのかシミュレーションしてみるといいかもしれません。
エネルギーの自立
万が一の災害や停電時にも自家発電が可能なため、エネルギーの安定供給が期待できます。
いつ災害が起こるかわからない中で、もし停電になってもいつものように暮らせるのは心の安心につながります。
自分と家族の安全を守るためにも太陽光パネルは必須といっても過言ではないのかもしれません。
物件価値の向上
エコロジーへの意識が高い現代では、太陽光パネルの設置は家の価値を向上させる要素となります。
自家発電が可能な住宅は、物件価値を向上させるでしょう。
物件購入時にすでに将来の売却を考慮しているなら、太陽光パネルを設置しておいてもいいかもしれませんね。
SDGsの観点
近年注目を集めるSDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年の国連サミットにおいて加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された持続可能な開発目標です。
17のゴールと169のターゲットから構成され、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標となっています。
再生可能エネルギーの利用は地球温暖化防止に寄与し、持続可能な社会の構築に貢献します。
税制優遇や補助金
地域によっては、住宅用太陽光パネルの導入に対して補助金や税制優遇がある場合があります。
なお、公募期間や補助金額・交付条件は自治体によって異なります。
あらかじめご自身が住む予定の地域が対象であるかは、調べておいく必要があるでしょう。
デザインの自由度
一部の太陽光パネルは建築デザインにも取り入れられ、美観を損なわずにエネルギー供給を実現できます。
多くが屋根の上に太陽光パネルを重ねるタイプですが、例えば一条工務店の太陽光パネルなら屋根と一体型になっているため、スタイリッシュなお家の外観が可能です。
注意点として、太陽光パネルの導入には初期投資が必要であり、家の立地や方角、屋根の形状によっては効率的な発電が困難な場合があるため、専門の業者との相談が重要です。
しかし、これらのメリットを考慮すると、家づくりでの太陽光パネルの導入は非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
以上、太陽光パネルのメリットについてご紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。